個人の見解です。

この世界の片隅にいるオタクのブログ(/・ω・)/

ヒメゴトという漫画を読んだ話

レビューは、また後日一巻ずつ丁寧に書く予定です。

今回はレビューじゃなくて、「ヒメゴト~19歳の制服~」という漫画を「私が読んだ話」です。あんまりネタバレないお話です。

この漫画、少し前に試し読み(現在まるまる三巻分無料です。)してみてハマって全巻買いそろえて全話読んだ結果、すごく好きな漫画になったのです。

えっちな漫画が苦手な人もこれは読んでみた方が良いぞ!!!と思ったので、私が読むに至った経緯と何でそんな人でも読めるのか、ということを語ります。

 

★ヒメゴト~19歳の制服~とは

アプリでよく見る広告のやつです。

 これ↓

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こういう広告、嫌いだったんですよ。そもそもえっちな漫画自体好きではなくて、気持ち悪いなあって思ってました。そういうシーンがある漫画は、家の本棚に置きたくもなかったです。

 

★隙あらば自分語り

・・・になっちゃいますけど、私は、エロへの拒否反応が人一倍強い方です。

ネットで下ネタと思しき単語を見ても、意地でも検索して意味を調べることはしなかったです。意味を知ったら汚れてしまう気がしたのです。いい年して、カマトトぶってます。

えっちな漫画、テレビでの下ネタ、えっちな歌詞の歌、えっちな二次創作…が本当に苦手で、今も、過激すぎるやつとかはだめです。

 

そういうものに慣れてきたのはつい一年くらい前からで、主にお笑い芸人さんのラジオを聴くようになってからです。

芸人さんのラジオって、パーソナリティーもリスナー(ハガキ職人さん)も下ネタ連発するんですよね。最初は凄く嫌だったのですが、「下ネタじゃない部分は面白いしな~」と聴き続けていた結果、ある日リスナーからの下ネタのメールで笑っていることに気が付きました。

「くだらなーーwww」とか、「こんなメール送ってくるとか、この人頭おかしいwww」みたいな感じで、ばかばかしくて笑っちゃったんです。

 

私の根底にあった「エロい事=悪、汚い」みたいな感覚が、それによって緩和されました。本能にあらがえない人間のばかばかしさってちょっと笑えるんだな~みたいなね。

 

そんなわけで今、エロ耐性一年生な私です。ラジオの内輪ノリの下ネタで笑って、テレビの大々的な下ネタには目を背ける、そんな一年生です。

だから、以前は絶対にタップすることのなかった「エロ漫画の広告」だって開いちゃいます。・・・だってちょっと気になるんだもん。

 

★読んでみて

そんなわけで、広告をタップして無料試し読みをしました。「うわあ~気持ち悪い~無理~」っていう、怖いもの見たさならぬ「キモいものみたさ」で見て、すぐブラウザバックしようと思ってました。

 

ですが、、、気づいたら、、、

無料試し読み3巻分まるまる読んじゃってました。びっくり。

それどころか、続きを読みたくて仕方ない自分がいました。

アマゾンで全巻ポチってました。

 

★「そういう」漫画が苦手でも読めます。

この漫画を読む以前、大好きなアニメのえっちな二次創作漫画を読んでみようと思ったことがあります。18禁じゃない二次創作は好きでよく読んでたので、その延長で。

その時は、駄目でした。女の子の胸がボールみたいにでかいのも、表情がいやらしいのも、女の子キャラの相手が作品と全く関係ない小汚いおじさんなのも嫌でした。

みんな可愛い女の子が小汚いおじさんに汚される話好きすぎじゃないですか…?綺麗なものが汚される=興奮、は分からなくないですけど、私は嫌悪感の方が勝ちます。

 

ところがどっこい、ヒメゴトはそういうのが嫌な人とか、性的なことに罪悪感のある人ほどハマっちゃうと思います。そういうシーンは沢山あるんだけどね。

ヒメゴトは、そういうシーンに未果子ちゃん(売春される側)のモノローグが書かれていて、気持ちが詳細に語られているんです。

よくあるえっちな漫画なら、性を搾取される側の女の子はすごく「かわいそう」に描かれると思うのですが、未果子ちゃんは自分で分かっててやっているし、おじさんをめちゃくちゃ見下してるのがモノローグでバンバン伝わってくるんですよねw

「搾取させてやってる」というスタンスだし、自分のためにやっているので、全然可哀想に見えない。「もうやめなよ…」とは思うけど(笑)

個人的に、そういうシーンで「かわいそう」に見えないのは大きいです。だって見てて辛いですから。女の子が性の道具になってる漫画は、胸糞が悪い。心が痛い。

 

 ★絵が素晴らしい

絵が綺麗なのもハマった要因です。綺麗だし、可愛いし、書き分けも上手い!!文句なしの絵です。

そして何より重要なのは、「女の子の胸がボール状じゃない!」これです。

スイカ並みにデカい「服着れないだろ!!」みたいな下品なやつ、よくあるけど何が良いんだろって思っちゃいます。私の脳はあれを人間だと判断しないです。

胸ボール問題は、「女性の描く男性キャラの顎、鋭利すぎ問題」に通ずるところがある気がする。。理想が過剰に肥大化しているというか。。

それは置いといて、この漫画は結構リアルな女の子の体形に近いと思います。作者女性なんじゃないかなあ。キャラが着てるお洋服もすごくセンスがいいし。

 

★ストーリーが深い!面白い!

トーリーがちゃんとしている!!これは最重要です。

ヒメゴト、最終巻読んで泣きました。泣けるんですよ、この漫画。

 

いわゆる性行為のシーンのためだけに描かれた漫画って気持ち悪いんだと思います。書く側も読む側も目的が一致してるからそれはそれで需要と供給が釣り合っているんですけどね。

でも、この漫画は性行為シーンがほぼ毎話あるくらい頻繁なのに、テーマがちゃんと別のところにあって、すべてがストーリーのために必要なシーンになってるんですよね。

 

性行為のための物語か、物語のための性行為か。大きな違いだと思います。

 

★テーマが深い

この漫画は考察できる漫画だと思っています。そのくらいテーマが深い。読み込める。

私が考えるこの漫画のテーマは「女として生きるということとは?」という感じかな?女の子らしくなりたいボーイッシュ女子・由樹、女装男子・佳人、いつまでも少女でいたい女の子・未果子。この3人の物語なんですけど、とにかく心情描写が素晴らしいのです。

 

女の子が女の子でいるのって、簡単じゃないんですよね…。

私も女の子らしい女子じゃないので、日々それは実感してます。

年とったら「女子会って言葉使うな!女の”子”って年齢じゃないだろ!」とか言われますしね。女に生れたからって、ずっと無条件で女の子ではいられないのです。

(私は女子会の「女子」は女子トイレの「女子」と同義だと思うので、そんな目くじら立てなくても…って思います。)

 

女性なら、この漫画に共感できる部分がかなりあるんじゃないかなって思います。私は、女の子らしい恰好がしたいけどできない由樹ちゃんの気持ちも、憧れの女の子の真似したい佳人くんの気持ちも、「少女」じゃなくなることを恐れる未果子ちゃんの気持ちも分かります。

もちろん、男性でも女性的な感覚を持っている方なら共感できるのではないでしょうか…!個人的には、未果子ちゃんみたいに若くて黒髪ロングで清純そうな子が好みの男性にも読んでみてほしいなあ。すごく考えさせられるよ・・・w

 

レポート並みの分量の文章で熱く語ってしまった(゜-゜)

まだ語り足りないので今度各巻レビュー書きます!

オススメです、とにかく。